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ロールtoロール装置

巻物ワークの薬液処理を可能にするロールtoロール装置

量産・試作・研究開発用のロールtoロール装置の設計・製造はお任せください

弊社はタッチパネルに用フイルム基材を製造するロールtoロール(Roll to Roll)装置を製造しています。
ロールtoロール装置は現像やエッチング・剥離といったフォトリソグラフィのプロセス間を巻物(ロール)状態で連続処理を行うことのできる装置です。
弊社はお客さまの環境にあったロールtoロール装置をオーダーメイドで設計・製造いたします。

INTRODUCTION

主なロールtoロール装置紹介

下記の製品はタッチパネル製造プロセスの研究開発にもご利用いただけます。

ロールtoロール装置

ロールtoロール装置

主な用途

  • スマートフォンやタブレット、カーナビ等に代表されるタッチパネルの研究開発や品証、生産用装置
  • PETなどのフイルム上へITO膜(透明導電膜)の形成したフイルムタッチセンサーの生産
  • ラミネート・露光処理後の現像・エッチング・剥離(DES)ライン

装置概要

  • 巻出・巻取部:テンションコントロール、アキュームレーター、EPC、3インチコア、6インチコア
  • 現像部:液温調整、スプレー圧力
  • エッチング部:Cuエッチング、ITOエッチング、合金エッチング、一括エッチング
  • 剥離部:ステンレスチャンバー、剥離片回収

SUGGEST

最適な設備を使用していただくために

研究開発用の設備をご提案するにあたって、目的・用途をしっかりと把握するよう努めます。
過剰な機能を盛り込んでしまうと、コスト面も見合わなくなることが多いため、本当に必要な機能を厳選した柔軟な提案を心がけております。

しかし研究という分野はその特性上、内容をお伝えしていただくことが難しいものもあるのも事実です。
そのような場合は、必要最低限の情報(ワーク材質・サイズ・薬品など)をいただいて、装置をご提案させていただきます。

経験豊富なスタッフが迅速に対応し、お客さまに対して最適な設備をお届けできるように日々努力しております。
お客さまにとって何が一番最適な設備なのか考える事はもちろんの事、市場のニーズや新しい技術にも関心を持ち、装置の改良を行い、ご提案させていただいております。

CASE

ロールtoロール装置の設計・製造事例

DEES工程、DES工程を一貫で処理するロールtoロール装置

DEES工程、DES工程を一貫で処理するロールtoロール装置

現像・エッチング・剥離といったDEES工程、DES工程を一貫で処理する生産ラインを備えた装置です。
お客さまが装置の操作を行い易いよう、ラインを一括管理できる大型タッチパネルの統合操作盤とメンテナンス性や操作性を考慮した各装置ごとの操作パネルを採用しました。
ロールチェンジを効率よく作業できるよう巻出機と巻取機を取り付けています。

ロールtoロールの個別単独ライン

ロールtoロールの個別単独ライン

素材や薬液の進歩によるプロセスの変更にも柔軟に対応できないかとお客さまよりご相談いただき、現像・Cuエッチング・ITOエッチング・剥離の工程をそれぞれ別けて製造したロールtoロール装置です。
個別単独ラインにすることで一部に変更があったとしてもプロセスの変化に柔軟に対応できます。
ラインを隔てるとロールチェンジのため生産稼働を止めることになってしまうというデメリットがありますが、ロールチェンジが可能なアキュームレーターを採用することで問題を払拭しました。

小型のラボ用ロールtoロールライン

小型のラボ用ロールtoロールライン

ラボに導入するフイルム素材や薬液の研究開発・実証実験用を想定した装置をご依頼いただき、製造しました。
実験用途ということなので薬液の交換や条件の変更が簡単に行えるように設計しております。
ロール状態で処理が可能ですので、実際の生産ラインと同じ条件での実証実験を行っていただくことが可能です。